桐山浩実「青竹の籠」展〜竹林から生まれるカタチ〜開催中


3月15日(土)から桐山浩実先生による青竹の籠展が開催されています。
確かな技術によって作られた青竹の籠。その美しさとしっかりとした丈夫なつくりに来場されたお客様から感嘆の声が聞こえてきます。

玄関入り口からは奥に南天が生けられたナバテゴ(キノコカゴ)とやや大きめのカゴが並んでいる様子が窺えます。


中に入るとずらりと並んだ様々な形の籠たち。
持ち手や縁も、あしらわれた大葛篭藤の蔓がデザインとしての美しさと強度を高めているもの、竹の節を生かしたシンプルに美しいもの、薄く剥いだ竹を高度な技術で巻いたものなど様々。
竹籠はワインボトルやマグカップとも馴染むので、実際にご自宅で使うイメージが膨らみます。
スクエアの置き型の籠に「サンドイッチや飲み物を入れてお客様にお出ししたい!」と、ご購入を決められたお客様がいらっしゃいました。

ギャラリーの土間のスペースでは青竹箸を削る実演が見られます。
箸先が細くて摘みやすく、10面取りの削りによる柔らかい持ち触りが魅力です。
しゅっしゅっという竹を削る音が耳に心地よく響き、好みに合わせた長さに仕上げてくれます。

お箸もそうですが、青竹の籠は使い込むごとに青みが抜け、飴色に変化していきます。写真奥に映っている籠は20年後のもの。
使わずに仕舞い込むよりも日常的に使って風を通し、埃が溜まらないようすることが美しい変化となる秘訣のようです。これは埃に溜まった湿気がカビの原因になるためです。
作りたての青々とした色の段階では籠の竹自体がまだ水分を多く含んでいます。ひと夏越えると、乾燥が進んでカビが発生するリスクが軽減するので、最初の夏を良い状態で越えることが重要です。
扱いに注意が必要ですが、だからこそ自分のかごを、育てるように大切に使いながら変化を楽しむことができるのは、竹ならではの素敵な特性と言えるのではないでしょうか?
青竹の籠展は3月19日(水)まで開催いたします。生活に寄り添う美しい籠との出会える機会に、ぜひお越しください。
※現在は終了いたしました。ありがとうございました。
青竹工房桐山HP→ https://www.aotakekobo-kiriyama.com