1. HOME
  2. ブログ
  3. 2026年午年 玄想庵のお正月飾り

2026年午年 玄想庵のお正月飾り

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年も玄想庵のギャラリースペースには掛蓬莱を中央に据えたお正月飾りをしつらえています。

次の写真は2025年と2026年を並べたもの。間違い探しのようですがパッと見てどこが違うかすぐに分かりましたでしょうか?・・・鏡餅の三宝もちょっと違いますが、なんと言っても面が違いますね。

昨年のお正月飾りについてはこちらから↓↓↓

この干支のお面は嵯峨面と呼ばれるお面です。嵯峨面は京都の嵯峨野に伝わる和紙の張り子面で、厄除けや火伏せ、家庭に幸せを呼ぶご利益がある縁起物として親しまれています。素材の和紙には明治時代の書物などの古和紙が用いられ、日本画の顔料で下塗り、着色されています。古和紙が使われていることで生まれる独特な風合いと素朴な表情が特徴です。

江戸時代に農民の副業として作られ始め、縁起物として寺社の門前で売られていた伝統的なお面ですが、戦後にその歴史が途絶えかけた時期がありました。しかし昭和初期に初代藤原孚石氏が復活させ、現在は二代目・三代目が受け継ぎ、作り続けています。このなんとも言えない味わい深い表情の面が一度は失われかけたのだと思うと、後世に残すべき伝統について多くの人が関心を持つことの大切さを感じます。

さて今年は午年です。60年に一度の丙午。八百屋お七の事件からよくないイメージがあり、25%も出生率が下がった歴史もありますが、本来は強く激しい火のように情熱と行動力に満ちたエネルギッシュな年、と言われています。

馬は戦国時代、武士にとって勝利をもたらす存在でした。その流れから「出世運」「勝負運」「商売繁盛」の象徴とされています。また、馬は古来より神様の使いと信じられ、神社に奉納する絵馬は願いを馬に乗せて届けてもらおうと神様に奉納する信仰から始まっているそうです。

後ろを振り返らず前へ前へと駆けて行く馬のように目標に向かって挑戦していく1年にしていきたいですね。本年が皆様にとって良い年となりますことを祈念いたします。

関連記事