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第4回 和室礼讃連続TALK 「洗う・塗る(古色)」 1月21日㈫

<第4回 和室礼讃 連続TALK >
テーマ:「洗う・塗る(古色)*」 中山 利恵

*「洗う」とは日本の伝統的木造建築の木肌を灰汁や薬液で洗う技術であり、「塗る(古色)」とは、経年した木肌に合わせてた古色付けを行う技術を指しています。

<話題提供者>

中山 利恵 (なかやま・りえ) 京都工芸繊維大学デザイン・建築学系准教授

金沢美術工芸大学美術工芸学部卒業。東京藝術大学大学院修士課程修了後、東京大学大学院工学系研究科博士課程、有限会社金沢設計(降幡建築設計事務所金沢分室)勤務、公益社団法人金沢職人大学校修復専攻科を経て、2015年12月より京都工芸繊維大学助教、2020年12月より現職、博士(工学)。著書に『「洗い」の日本建築史 建築の経年と木肌処理技術』(東京大学出版会、2024年3月)他、多数。

<趣旨>
 2024年3月26日に「現代・和室の会」が発足しました。代表の内田青蔵氏は、「一般に、畳を敷いた部屋を“和室”と呼び、食事や睡眠、接客の場や宴会の場、雛祭りや節句の部屋といった様々な行為の場として慣れ親しんできました。しかし、そうした伝統文化を象徴する“和室”が、住まいの中から消えつつあるのです。」と問題を指摘し、「今こそ和室の新生のために、“和室”にかかわる方がたが、それぞれの知見を持って、大きく団結する会を作りたいと思います。」と挨拶をされました。

では、私たちが守るべき“和室”とは何か、また、和室の新生はどのようなものかについて、「和室礼讃」の執筆者である中山 利恵さまに、まずは、執筆された「磨く・擲る・塗る・洗う」という、日本の伝統的木造建築に施される様々な仕上げ技術の中から、特に中山さまの専門である「洗う」と「塗る(古色)」に注目してお話し頂き、その上で、現代・和室の会の活動の今後、さらには新しい和室をどのように捉えるかについて、お話しいただきたいと思います。

現地で実際にお目にかかりながら、あるいはWebで参加者の皆さまからもお話しいただき、すすめたいと思いますので、是非お集まりください。

関西・世話人 岡 絵理子

参加申し込みはこちらから↓
https://peatix.com/event/4208415/view?k=6271feb6d20e3e40c3a00e357f6807997695f182

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