柴田雅章作陶展・於京町家「玄想庵」　3月8日(水)～14日(火)

この度、縁あって京都では初めてとなる個展を開催させて頂くことになりました。
私のところでは、丹波の土を水簸し、自製の木灰から作る灰釉を使い、赤松を用いた登り窯焼成による物作りをしています。
暮らしの中で永く親しみを持って使っていただける物を心がけて仕事をしています。
京焼の華やかな器に比して地味なものですが、京都の地でどのように観て頂けるのか、また「玄想庵」という美しい畳の空間での陳列を大変楽しみにしております。
お忙しい中とは存じますが、是非ご来場下さいますようご案内申し上げます。
柴田雅章

ギャラリーの門出に寄せて
玄想庵ギャラリーは今春より企画を主とするギャラリーとして出発されます。その第一の仕事としては、作家の発掘や選択をしなければなりません。伝統をつないでいくことの難しい時代にあって、その変化に流されることなくこんこんと湧き出る泉のように新鮮な作品を生み出している作家の発表の場に、また人々の落ち着いた暮らしへの道標の場になって欲しいと願っています。
「廣田紬」の伝統を守りつつ、ギャラリーや町家の貸会場、そして上質な撮影専用スタジオまで備えた、日本のみならず世界への文化発信の場として、ますます発展されることを祈念しております。
柴田雅章

展示作品を”超高精細デジタルギャラリー”で
出展商品の一部(案内状掲載分)を超高精細デジタルギャラリーで閲覧することが可能です。文化財のデジタルアーカイブにも使用される特別な機材と技術で撮影、超高精細な画像、正確な色表現で実物を見ているかのごとく作品を閲覧いただけます。数億画素という画像をズームすることで、作品の貫入の具合まで確認することができ、作品の理解を一層深めることができるでしょう。
柴田雅章　デジタルギャラリーhttps://craftcatalog.jp/shibatamasaaki/

※作家＝柴田雅章の在廊日は3月8日（水）11（土）12（日）14（火）となりますが、その他の日につきましては9日（木）10日（金）13日（月）も身内の者や関係者が在廊いたします。